WayV(威神V)4thミニアルバム『Phantom』約2年ぶりのリリースと収録曲
オペラ座の怪人をモチーフにしたタイトル曲『Phantom(ファントム)2022/12/28にリリース』は、中世ヨーロッパの雰囲気を思わせ、PhantomやDiamonds Onlyなど新曲6曲+ボーナストラックとして、KUN×XIAOJUNの『Back To You』TEN×YANGYANGの『LowLow』が収録されている。
1、Phantom(2022/12/28MV公開)
KUNの華やかで美しい声、XIAOJUNの声量と伸び・迫力のある歌声、他メンバーのラップ、そして壮大なサウンドが印象的。『Phantom』とは逆境と苦難を意味し、それを乗り越える強さが感じられるものとなっている。MVはミュージカル『オペラ座の怪人』ような構成。
豪華なシャンデリアを使用した大規模なセット、宝石が散りばめられたアーマーリングや仮面やナイフ、剣などが使用されている。ゴシックホラー感もあり、華やかな映像でWayVメンバーの魅力を最大限引き出したものとなっており、まるで映画のワンシーンを見ているような錯覚に陥る。
公式から公開されているPhantomの他、KPOP‐JAM(K‐909)からも公開されているのですが、画質が4Kで鮮明。威神の魅力が一番分かりやすく表現されている動画がこちら↓↓照明やドライアイス、花火、舞い落ちる羽根の使い方が抜群で、来上がりの完璧さに驚愕です。
2、Diamons Only (2022/12/22 TrackVideo公開)
ヤンヤンのパート、白い吐息をイメージさせるような『So icy,so icy…』から始まる、ダイヤモンドの輝きをイメージさせる楽曲。氷点下ような冷たい心が、君という炎に出会うことで氷が沸点に達する…愛をダイヤモンドに見立てているかのようか熱い歌詞。振り付けも輝くダイヤモンドを表現し、力強さも感じられてとても美しい。
3、Good Life (2023/1/8 TrackVideo公開)
『やるせないこんな現実、壊せたらな…でも君がいるから平気。示された生き方はつまらない…遥か遠くに未だ見ぬオアシスがあるはず。誰もいない未開拓の地で生きていくんだ。僕の最高な人生は自分自身で決める。結果は気にしない。good life,all ask for…』自由に生きていく強い意志が感じれらる曲。トラックビデオでは最年少マンネのYangYangを中心に、仲睦まじい6人の様子が収められています。
4、时间拼图(Broken Love) (2023/1/16 Live Clip公開)
寒空の中、ビル群の夜景をバックに撮影されたライブクリップ。威神メンバーの上手すぎる美声と美しく濃いビジュアルが綺麗な夜景に抜群に映えるバラード。心を落ち着けたい時に聴きたくなる、自然に涙がこぼれそうな1曲。
5、Bounce Back
6、Try My Luck Mozart(モーツァルト)のRequiem(レクイエム 意:ミサ曲・鎮魂曲)が曲冒頭に取り込まれることによりクラシックの高貴な雰囲気が漂います。
7、Back To You(Bonus Track)KUN×XIAOJUN
2021/6/16にリリースされた「Back To You」は、中国語バージョンと英語バージョンの2パータンある。恋人と別れた後、忘れられない思い出にしたくないという思いを込めた楽曲。KUNとXIAOJUNの甘い歌声が切なく心に響く。
8、Low Low(Bonus Track)TEN×YANGYANG
2021/8/17リリースの「LowLow」僕の愛を隠さないで…ヨーヨーみたいに振り回されても君にハマっていく…息がぴったりな2人のダンスと歌とラップ、TENの金髪、YangYangのレインボーヘア(ヘアチョーク使用)黄色のセットアップに青いポルシェの色の使い方、全てハイセンスでお洒落。
カメラワークが楽しい『LowLow DancePractice(360°version)』2人の躍動感あるダンス、身体の使い方が隅々まで楽しめます↓↓
『Phantom・逆境』を乗り越えるための備え・メンバーの良さ
TwitterやInstagramで公開された、メンバーそれぞれのショットが沢山あるのですが、どれも美しく撮れ高最高なものになっています。
YangYang:指の動きや細かい手の動きに注目してほしい、このPhantomに取り組むにあたりPhantomのバイブを感じてみたかった…と。ドイツで実際にオペラ座の怪人を鑑賞したということ。MVでは激しいラップと力強いパフォーマンスが心に刺さる。
XIAOJUN:Phantom(逆境・苦難)を乗り越えるためにしていることは美味しいものを沢山食べる事だそう。ビジュアルは勿論美しく、目尻がシュッと吊り上がった中国風な”美”のXIAOJUN、曲終盤の盛り上がりでオオカミが月に向かって吠えるかのように美声を響かせており、見る者を魅了します。
TEN:Phantomのキリングポイントは演劇のような振り付けの構成、今回のアルバムを準備するにあたりミステリー映画を沢山観たとのこと。今回のPhantomでも唯一無二の圧倒的存在感をみせつけているテン君ですが、身体の柔らかさからくる女性ダンサーのような動きと男性らしい力強さも表現できる、中世的なパフォーマンスは本当に凄いとしか言いようがないです。彼にしか表現できない”TEN”というひとつのジャンル。
KUN:Phantomは斬新な振り付けが多く、今回初めて荒々しいボイスでレコーディングしたとのこと。KUNのメンバーとは被らない爽やかで綺麗な歌声で、このPhantomでも荒々しい中にも華麗でふわっとした雰囲気を醸し出しており、赤い衣装と髪色が赤でとてもよく似合っています。
WinWin:サビの振り付けと仮面がポイント、Phantomを乗り越えるには最善を尽くしよく食べ、よく眠り、自分らしくいること。コンセプトがユニークでアーマーリングがカッコよかったとのこと。WINWINは可愛らしいビジュアルをしているが、高身長なのもあり存在感があり華がある。コンサートなどで見られる機会は少ないが、彼がいると一層威神が力強く引き締まる感じがします。
Hendery:コーラス部分がポイント、Phantom(逆境・苦難)を乗り越えるためにしていることは寝る事だそう。今回のMVでは片目が緑色というオッドアイのビジュアルで登場。貴族のようなHENDERYが怪人と被って見えた。普段は3枚目な面もある彼ですが、パフォーマンス中はまさにマカオの王子様。
参考動画:The Phantom Of The Opera/Mozart Requiem
‘The Phantom of The Opera’ | The Phantom Of The Opera
モチーフになったオペラ座の怪人『Phantom』パリのオペラ座の地下に住み、劇場関係者から恐れられている怪人と、怪人に歌手としての素質を見いだされレッスンを受けるコーラスガールのクリスティーヌ・ダーエとその幼なじみで新たにオペラ座の後援者となったラウル子爵の3人を巡る三角関係のストーリー。
Mozart(モーツァルト)『レクイエム』から「怒りの日」「奇しきラッパの響き」カラヤン指揮:ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(ドイツ語:Wolfgang Amadeus Mozart)は18世紀に活躍した作曲家で、 ベートーベン、ハイドンと並ぶ古典派音楽を代表する作曲家の一人。ピアノやヴァイオリンのソロ、室内楽、小編成・大編成のオーケストラ、オペラまで手掛けており、そのどれもが名曲である。代表曲:交響曲第25番、ピアノソナタ第11番(トルコ行進曲)など
タイトル曲であるPhantomは、ダンスも歌もラップもSMのクオリティとビジュアル強めの威神メンバー×大規模で豪華なセット(後半の破滅をイメージしたようなセット込み)であったり、衣装も厳つく彼らのイメージにピッタリ。拍手喝采したくなるようなPhantomに仕上がっています。次はフルアルバムを期待したいです。やっと再始動した威神V、このままスムーズに活動ができますように。