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Marvel作品・映画製作の背景について

【Marvel基本情報】映画製作の背景、XMEN・スパイダーマン作品

ここではMarvel作品を理解する上で、知っておきたい映画製作についての背景を紹介します。

MARVELコミック…アメリカンコミック(アメコミ)の出版会社のこと。DCコミックと並びアメコミ界の2大巨塔の一つです。

MCUMarvel Cinematic Universe(マーベル・シネマティック・ユニバース)マーベルスタジオが製作するヒーロー映画を同じ時間軸やマルチバースの中で共存させる架空の世界のこと。

多言宇宙論/マルチバース…マルチ(複数)とユニバース(宇宙·世界)を合わせたもので、複数の宇宙の存在を仮定した理論物理学による論説。私達の世界では地球があり宇宙がある訳ですが、マルチバースでは自分達の宇宙以外に別の宇宙が複数存在しているという概念を持っています。

20世紀フォックス1994年から20世紀フォックスがマーベルコミック発行のスーパーヒーローチーム『XMEN』キャラクター映画化権を購入し映画を製作2019年親会社の21世紀フォックスDisnyCompanyに買収され製作をマーベルスタジオが引き継ぐ事となる。XMENのキャラクターとMARVELのキャラクターが共演する可能性が今後増えるかも?

SSUSony’s Spider-Man Universe(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)コロンビアピクチャーズマーベルエンターテインメントの共同製作のシェアードユニバースのこと。配給会社はソニーピクチャーズリリーシング。スパイダーマンに関連するマーベルコミックの作品を原作としている。MCUとはマルチバースの関係である。

2015年2月、今後のスパイダーマン映画でマーベルスタジオと協力し、MCUに統合する契約を発表。その後『スパイダーマン:ホームカミング(2017年)』と『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年)』が製作されたが『ヴェノム(2018年)』を独自の独立した映画として製作。お互い2019年に契約を再交渉し、MCUとソニー独自のマーベルベースの映画の間でスパイダーマンのキャラクターを共有することになった。

ソニーは他に『ヴェノム』の続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年)』、2022年『モービウス』を公開。2023年『クレイヴン・ザ・ハンター』、2024年『マダム・ウェブ』『エル・ムエルト』の公開を予定しています。また、ソニーピクチャーズテレビジョンは、映画と同じ共有世界を舞台にした実写テレビシリーズを複数開発しており、さらに2018年にはアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』を公開。2022年に予定されている続編やスピンオフ作品の開発が進めているとのことです。

恋するヴィラン

”同じMarvelなのに○○のキャラクターは何でこの作品には出られないの?”という疑問の答えとして、このような製作会社や権利などの複雑な背景があったという訳です。

Marvel が『アベンジャーズ』×『X-MEN』×『エターナルズ』のコラボレーションを予告?202○に”クロスオーバー作品”が公開?

2021年MARVEL公式Twitterからこのように3作品『アベンジャーズ』×『X-MEN』×『エターナルズ』それぞれのロゴマークがクロスする映像を公開しており、クロスオーバーには賛否ありますが、どう交わっていくのか楽しみです。JUDGMENT DAYS ISCOMING summer 2022と表記されていますが延びているようです。

恋するヴィラン

20世紀フォックスが製作してきたXMENの世界観から、MARVELスタジオが引き継ぎ、今後クロスオーバー作品も見られるかも?ということで、なんだか仲間入りをした気分。(最初からMarvelなんですけどね)Disny+のMARVELドラマ”WondaVision”クイックシルバー役のエヴァン・ピーターズが出演していのも伏線だったのかも?

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