中国大手の音楽プラットフォームを運営するTencent Music Entertainment (TME)によるTMEA(テンセントミュージックエンターテインメントアワード)2023が7/8・9 中国マカオ(澳門)のギャラクシーアリーナ、マカオタワー周辺で行われた。
2023/7/8 レッドカーペット、セレモニーでの大迫力な”Phantom”
今回リーダーのKUNは不在だった為、代わりにTENがグループの挨拶、久しぶりステージとなるWinWinの姿もあり。
魔王TEN率いる亡霊達…Phantom
セレモニーステージでの”Phantom”は今回のためにKUNがアレンジを加え、それをメンバー内で共有し、意見を取り入れ出来上がったものということ。怪我の為に不在だったKUNは楽曲アレンジという別の形での参加となったが、不在なのに彼の存在感と才能をしっかり感じとることができるステージでした。曲の途中からアレンジ部分に突入するのだが、中国伝統の楽器をイメージさせるメロディと振り付けでとても新鮮。衣装は黒と赤でセレモニーに相応しい中華らしいデザイン、WayVのダークな面が際立っており、PhantomのMVと同じくTENだけ肩が尖ったデザインでアクセントをつけているのも秀逸でした。
WayV Phantomの大きな仮面と真っ赤な照明・大量の煙幕から現れるメンバー達は、まるで闇の帝王TEN率いる亡霊達が魔界からこの世を支配しに訪れたようで映画を見ている気分にさせられ…(ハリーポッターに出てくるヴォルデモートのようなイメージ)編曲部分は中国伝統の楽器をイメージさせる音源(琵琶や竹笛等…)が中華のアイデンティティを誇示するかのよう。深い闇・悪を表現しているような鳥肌が立つ、光と音と力強いWayVのステージ。
WayV 威神V ‘Phantom’ Dance Practice (TMEA ver.)
初日のセレモニーで披露した後、すぐにWayV 威神V ‘Phantom’ のTMEAバージョン”Additional Arranged by KUN”が公開された。
2023/7/9 WayV 野外ステージ
公演時間は約25分で、2日目は野外ステージでの公演。セットリストはKickBack/ActionFigure/ment/LoveTalk/NECTAR。前日の衣装とは違い白ベースに挿し色が黒で爽やか。
KUNのパートをメンバーで分担しており、ラップ担当のYangYangがボーカルを担当するという普段のステージではなかなか見られないレアな歌声を聴く事ができた。KUNはボーカル・リーダーとして絶対的存在ではあるが、YangYangもメインボーカルができるということを世間に再度アピールできるという機会にもなり、KUN不在をプラス変えており、WayVメンバーが逆境に強いということを証明したステージにもなっていた。
KickBack https://www.instagram.com/p/CuqZrq7Md1a/
ActionFigure/ment/LoveTalk/NECTAR https://www.instagram.com/p/CuqasFZpNub/
前日のセレモニー後、Weiboで明日はいつもとは違うステージなる事をYangYangがシャンパン片手にスポしていましたが、ここまでメインの変わりを務めたことに驚きと新鮮さを感じました。8月に開催されるKCONLAでもKUNが不在のようなので、同じくヴォーカルYangYangの姿を見る事ができるかもしれません。
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